読まれたくて書いたもの、書きたくて書いたもの

自分の文章には2種類ある。読まれたくて書いたものと、書きたくて書いたもの。ここ2年ほど読まれたくて書くばかりで、いつのまにか疲れていたらしい。とてもとてもエネルギーのいることだ。このブログは息継ぎ。頭と気持ちの整理。書くことはセルフケアだって今日友人と話したとき口からぽろっと出て、自分でもびっくりした。

セルフケアの方法はいろいろあるけど、自覚的にやったほうが効果が高い気がする。瞑想でも、半身浴でも、料理でも、ヨガでも、マッサージでも。自分を労わる、ご自愛中だ、その時間を作ってあげられている、と思いながらやると癒される。このブログもそうです。

母はマッサージが上手だった。頭痛持ちだったので繰り返しやっていたらしい。「自分にやってあげて、大切な人にやってあげるんだよ」と、やってもらいながら何度も何度も言われた。今もそれに倣って手のひらや腕の関節をぐりぐり押したりする。ご自愛だ。

 

フォションの茶葉がなくなったので近所の紅茶屋であたらしく購入。レジに持っていくと缶ふたの別デザインを追加で購入できますと言われる。鳥柄や樹木柄がかわいくて負けそうになった。じっくり見たら買ってしまう!と思い薄目で断る。茶葉っていうと紅茶、お茶っぱっていうと緑茶な気がする。はやく飲みたいだけどいつも雑に淹れてしまうのでゆっくり淹れられる時間ができるまで待とうかな。

そういえば昔、朝なにを飲むかの質問で朝ゆとりがある人なのかどうかがわかるという話を聞いた。紅茶は時間がかかるからゆとりがある、コーヒーはサッと淹れられるから急いでいるなど。面白いけれど、コーヒーも豆からごりごりしたりする人もいるだろうから、その基準もバラバラかもと最近は思い始めている。そういうわたしは飲まず食わずで出るタイプなんだけれど……。

空が高い。ちょっとだけマスクを外してみたら秋の匂いがした。この時期に空を見上げると、小学校のマーチング練習を思い出す。運動会の季節だ。季節が変わるときいつもちょっとわくわくする。洗濯物が乾かない。

 

 

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