ほしいもの大臣

ピアス穴をふさいでしまった。軟骨にひとつと、両耳たぶに4年前あけた穴。まったく安定せず、数年たっても荒れたりしていた。体質的に合わないピアスがあったのかもしれないなあ。諦めてイヤーカフのパーツに付けかえた。人に見立ててもらったもの、人に贈ってもらったものなど、気に入ったものが多かったので無事に移行できて嬉しかった。イヤリングは耳たぶが痛くなってしまうものが多いから。ピアスを開けたときはわくわくした気持ちだったので、ちょっとだけさみしい。TOGA PULLAが意外といかついイヤリングをだしてくれるので心のよりどころ。おおぶりのイヤリングをつけると強くなれる。

今月は書籍代がひくほど嵩張った。友人と良い書籍の話をしたから、という理由もある気がする。いいんだ、書籍はナマモノだから。出会ったとき、読みたいときが書いどき。「82年生まれ、キム・ジヨン」を読みはじめた。最初からぐっと引き込まれる緊張感とぞわぞわ。「紙の月」のピリッとした空気に似たものを感じる。韓国文学ははじめてだけど、すきな本屋がその分野をオススメしてくれるのでまた手を広げたい。「それでも町は廻ってる」、回を重ねるごとにすきになってく。ゾワッとする回が混ざってて良い。マンガの趣味だけは、趣味だけは良い。嵐山歩鳥ちゃんはたぬき名探偵なのに意外とお世話焼く側なのが良い。

しばらく22時に眠る生活をしていたのでもう眠い。同じ8時間でも、22時に寝て6時に起きるのと、25時に寝て9時に起きるのはパフォーマンスだいぶ変わる。22時に寝ても6時には起きないんだけど。テンピュールアイマスクがほしい。軟弱なカーテンしかないのに東側の部屋で寝起きしているので、朝日が目覚まし。良い意味でも悪い意味でも。Amazonのほしいものリストどんどん増えてく。「物欲なき世界」を読んでいるのになぜ。物欲がアイデンティティみたいなところある。

 

 

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